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人財育成に本気なアネシスのOJT研修

こんにちは!

採用の塩﨑です。

 

最近急激に寒くなってきましたね。

薪ストーブでお芋焼いて食べながら学生とトークセッションするイベントとかやってみたいな~…と最近考えています。

 

今日お話するのは、6月に配属先が決まり私たちHRの元から各部署へ羽ばたいた新入社員のその後についてです。

 

新卒社員研修のアネシスアカデミー終了後は、各それぞれの配属先でOJT研修がスタートします。

OJT研修とは、On The Job Trainingの略で、新入社員に必要な業務スキルやマインドを、先輩社員がトレーナーとして実際の業務の中で指導し新入社員の早期育成を目指す制度です。

 

新入社員1人1人に担当のトレーナーが付き、実務に則した経験学習サイクルを回すサポートを行うことで更なる成長を促進するプログラム。

今年の4月に入社した社員たちも6月の配属からこのOJT研修のもと、早期戦力化に向けて日々業務に取り組んできました。

 

具体的に、新入社員がどう過ごしてきたか、どんなサポート体制があったのかをご紹介します。

 

①まず最初にトレーナーとの面談でお互いの自己開示

 

配属してトレーナーがついたらはいすぐ業務を覚えましょう!ではありません。

研修期間中は毎日勤務時間の大半を一緒に過ごすトレーナーとお互いを知る面談の時間を設け、その上で今後の目標設定を行います。この土台づくりが非常に大事。

事前に自分の担当トレーナーがどんな人で何が得意で何が苦手なのかわかると関わりやすいですよね。

お互いに自分自身についてさらけ出した上で、信頼関係を構築していただきます。

 

ちなみにこれはHRの石田さんと黒木さんのプロフィール

日頃この2人と仕事をしている私からすると、性格出てるな~と思うばかりです。(笑)

ただの自己紹介にならないように、なるべく具体的に、自分が弱みとしている部分も書くことがポイントです。

OJT研修での重要ポイントは信頼関係とコミュニケーション。その土台となる部分ですね。

 

②トレーナーと話し合いながら目標設定を行う

自己開示ができたら、研修期間中のゴール設定とゴール達成のための目標や身に着けるべきスキルを話し合いながら決めていきます。PDCAのP(Plan)に該当する部分です。

この目標設定のもと日々行う業務や覚えていくスキルが決まっていきます。

 

③日々の業務を実践しながら覚えていく

目標設定後は実際に業務を少しずつ覚えていきます。PDCAのD(Do)ですね!

職種にもよりますが、最初がトレーナーの商談や現場に同行することから始まり、小さな業務から任されるようになったり、独り立ちに向けたロープレを行ったりする等して実務をこなしていきます。

 

④トレーナーからのフィードバックを元に行動を振り返り改善する

日頃の業務については都度トレーナーからのフィードバックをもらいながら実務スキルの向上に努めます。PDCAのC(Check)、A(Action)の部分。

また月に1回の面談で目標を振り返り、翌月の方針を決めていくのです。

 

トレーナーと共に目標をたて、振り替えり、日々フィードバックをもらいながら業務を覚えていくことでPDCAを常に回す癖をつけていきます。

 

ここで覚えておいて欲しいのは、トレーナーの支援や教育もHRで進めているということです!

 

OJT研修は新入社員のスキルアップだけのための研修ではありません。

トレーナーとなる社員の育成スキルやマネジメントスキルの向上も重要なテーマです。

 

トレーナーが育成についての正しい知識とスキルを習得し、正しい育成を新入社員に行うべくHRが運営として全力サポートを行います。

 

OJT研修期間中は、人材開発担当の黒木さんが相談窓口として定期的に進捗をヒアリングするだけでなく、必要に応じてトレーナー向けの研修を実施します。

 

特にHRがトレーナーの育成スキルとして大切にしているのが、「フィードバック」

フィードバックとは、相手がよく理解していない弱点や改善のしどころ、あるいは強みや長所に気づきを与え、成長に繋げてもらうコミュニケーションです。

正しいフィードバックを習得し実践することで、成長に繋がるだけでなくお互いに高め合えるような関係性を構築することができます。

 

このフィードバックをトレーナーに習得してもらうべく、フィードバック研修を実施し、日頃の自分のフィードバックを振り返りながら正しいフィードバックを実践的に学んでいただきました。

フィードバック研修の内容をふまえて日々トレーナーたちはOJTに取り組んでいたのです。

その他のHRからのフォローとしては定期的に新入社員とトレーナーへのヒアリングや面談を行い、PDCAがきちんと回っているかを確認しながらより充実した研修になるべく双方にアドバイスを行っていました。

 

そして、トレーナーと新入社員がお互いにPDCAを回しながら二人三脚で取り組んできたOJT研修も10月で終了を迎え、先日研修の最終報告会が行われました。

新入社員には、研修期間中に掲げた目標を達成するために取り組んだことと、これからのキャリアビジョンについて語る場が設けられ、幹部や若手社員等多くの社員が視聴する報告会となりました。(背景がお揃いのメンバーはOJT関係者、それ以外は発表を視聴しに来てくれた社員です)

それぞれの社員の発表後の担当トレーナーからのコメントでは、トレーナーしか知り得ない研修期間中の様子や成長したことについての内容が多く、新入社員との日頃の関係性の良さが垣間見えて視聴している私も非常に微笑ましかったです…

 

後日、このOJT研修についてどう感じているか、新入社員の古波藏さんに後日インタビューしてみたところこのようなコメントをもらいました。

 

「定期的にトレーナーとの面談機会が設けられていたので、安心感がありました。面談の中で月ごとの目標意識を持つようになったし、自分は今ここまでできるようになったんだなと成長を実感する機会にもなったと思います。この研修がなかったら自分は何のために業務をしていてどこに向かっているのか、見失っていたと思います。」

 

この文章そのままトレーナーや黒木さんに見せたい。うん、見せよう。

 

10月をもってこのOJT研修は終了となりますが、研修という枠組みがなくなっても常に目標を設定し定期的に振り返ることや、フィードバックを自主的に行うこと、自分からフィードバックをもらいに行く姿勢が癖づいていると非常に嬉しいです!

 

社員の今後の成長が更に楽しみですね!

研修を通して成長している社員を見ると私ももっと頑張らなくては!と思わされます。

 

社員同士が高め合える環境づくりを今後もHRで進めていきます!

次回のブログもお楽しみに。