家は家族を守ってくれるものだから、長い目で見据えて、寄り添うこと。

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最初は新築住宅の営業を4年やって、5年目からリフォームとメンテナンスの部門に異動しました。今はおもに、点検や受注の営業をしています。
 
新築は1から作っていくのに対し、今の仕事はどれだけ家を長持ちさせるか。「建てて終わり」ではなく、ライフスタイルや家族構成が変わっていく中で、もっと住みやすくなるように一緒に考えながら、足したり引いたりしていく感じです。
心がけているのは、とにかくよく話を聞く。とくに不便がどこにあって、どう変えたいのか。不満の部分を聞いて、寄り添うこと。
その上での提案ですね。家は家族を守ってくれるものだから、何十年後かに「あの時こうすれば良かった」とならないように。私は新築と両方知っているからこそ、長い目で見据えた時のアドバイスができるんじゃないかと思っています。

あとはただ工事の受注だけじゃなくて、日頃のお掃除のやり方とかも合わせて伝えることで、コミュニケーションが生まれて、頼ってもらいやすくなる気がします。
 
新築営業の時は、設計は設計に任せ、工事は現場に任せ、お金のことは銀行に任せていたんですが、今は工事の段取りも、現場を見ることも、あとローンを使いたいとなったら、銀行さんとのやり取りもふくめて、全部自分でしないといけなくて。
私自身はこうしてコツコツやるのは苦手なんですけど、いい修業になってますし、自分が家を建てる時にも役立つと思っています。

めざすはゴレンジャーのような、個性を活かせるチームづくり。

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自分がいつも思っていることは、みんな「時間がない」。
 
せっかく家を建てても片付けるヒマがない、夢に描いていた子どもとのバーベキューもできない。そんな中、私たちができることってたくさんあるなと。
たとえば家事サポートの商品提案のみならず、代行サービスもできるかもしれない。
必要なのは、お客さまからの信頼から始まる事業。これが実現できたら社員も、関係取引先も巻き込んで、一緒に幸せになれると思うんです。そのためには各々の個性を、とことん伸ばしていきたい。苦手なことはある程度まででいいから、得意なことを役立てて欲しい。
まさにゴレンジャーのようにお互いの個性を活かしあえる、柔軟なチームづくりをめざしています。

あとは災害対応ですね。
もしものことがあった時、お客さまがすぐもとの生活に戻れるように、新築の業務を差し置いてでも、復旧作業に力を入れる。社員への呼びかけを強くし、安心安全の提供を徹底させたことで、熊本県内で初の「レジリエンス認証」を取得することができたんです。
 
そうして世の中に認められたことで、県内外の住宅会社から「どうやっているんですか?」と相談されることがあって。それで自分たちがもっと何か力になれるんじゃないかという社会的責任を感じました。これからは行政とも一緒になって、どんどん追及していきたい。熊本から発信して全国に広めていくことで、本当にアネシスがお客さまの満足度日本一の会社になれる。おそらくそんな難しいことじゃないと思っているので、目指していきたいですね。