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新規事業”TOKUKEN”完成物件へ行ってきました!
こんにちは。採用のしおざきです。
先日、学生との交流の中で「人の役に立てる仕事がしたい」という学生がいました。
私も就活を始めたころは同じことを思っていたのですが、ふとした瞬間に気づくのです。
世の中にあるどの企業も、誰かの役に立つサービスを提供している!!と。
では、それぞれ何が違うのでしょうか?
それは、「誰に」「どんな方法で」「何を」提供しているかということです。
アネシスでは、「福岡、熊本で暮らす人々に」「住宅(住まい)をつくることで」「安心で幸せな暮らしを」提供しています。
また「安心で幸せな暮らし」を、「住宅」以外のものでも提供できるのでは…という想いから、アネシスでは様々な新事業が生まれています。
今回は今年本格始動した新事業の1つをご紹介します。
その名も「TOKUKEN事業」
創業時から木造住宅事業をメインとしていたアネシスから、大規模木造建築事業が新しく誕生しました。
つまり、アパートやオフィス、保育所や診療所、店舗等を木造で建築できるということです!
先日、この新事業部で建築された学童クラブへ見学に行き、園長先生や学童クラブの先生方から沢山のお話を聞いてきました!
こちらが完成したばかりの学童クラブ内。
木材の香りや優しい肌触りを感じることができる内装です。
もともとこの建物が建つ前は、隣の保育園内の1室を学童として使われていました。
その中で、「園児がお日昼寝中は大声を出せない」「園庭でこどもたちがぶつかりそう」などの悩みがあり隣接地に施設を建築することになったそうです。
そしてここから「建てるだけでは終わらせない」のがアネシス流。
打合せ段階から実際に学童で働く先生方の声に耳を傾け、設計する建物に想いを組み込みます。
設計で重視したのは「建物を高くすること」
2016年に近くの川が豪雨で氾濫し保育園は床上浸水の被害に見舞われました。
同じことを繰り返さないよう、基礎の高さを挙げ、2階を設けて園児も逃げ込めるような設計にしました。
もう一つのこだわりは”お客様と一緒に創る過程”を大切にすること。
工事中の現場の仮囲いに業者さんへの応援メッセージや絵を描いてもらったり、
上棟時は、餅投げを開催(アネットくんも手を広げて取る気満々です笑)
木工事中は、「大工さん体験」
子どもたちは目をキラキラさせて、 「ぼくがする!」「わたしがする!」と手を挙げて大盛況でした!
そして先日、完成後1ヶ月の点検に同行するというかたちで、「建てた後」の様子の見学へ。
ちょうど子供たちがまだ来る前に先生方からお話を伺うことができました。
私たちも先生方も驚きだったのは、「子どもたちが宿題を意欲的にするようになったこと」
1階は荷物を置いたり遊んだりおやつを食べたりする場所、2階は勉強をする場所とルールを設けると、2階では子どもたちが集中して宿題をするように。
見学した時に2階に行こうとすると、「2階は勉強する人じゃないと行っちゃダメ!」と子どもたちに怒られました(笑)
建築前は遊ぶ場所と宿題をする場所が混同されていたらしく、場所を分けるって大切だなと感じました。
その他にもトイレの使い勝手や子どもたちが手を洗う動線など、学童での様子をたくさんお話しさせていただきました。
先生方から、「建物でこんなに変わるとは思いませんでした!住まいって大事なんですね!」という言葉をいただけたことが何よりの喜びです…
このようにして私たちアネシスは、「安心で幸せな暮らし」を提供しています。
また別の機会で、他の事業部についてもご紹介していこうと思います!