株式会社アネシス 4年連続認定!「健康経営優良法人2025」
NEWS2025.03.10
アネシスグループの熊本未来股份有限公司(日本語訳:株式会社熊本未来)は、2025年2月17日(月)台湾の台北市にてオープニングレセプションを行いました。
アネシスグループから熊本未来股份有限公司 董事長 薮内真由美、ファミリーステージ株式会社代表取締役 多田信雄を含む4名が参加しました。
オープニングレセプションには約60名の方に出席していただき、その後のセミナーには約20名の台湾の方が参加され盛会となりました。
( 台湾台北市で開催されたオープニングレセプション会場の様子 )
会社概要
■会社名 熊本未来股份有限公司
■設立 2024年11月11日
■所在地 台北市中山區南京東路二段111號6樓
■代表者 董事長 薮内 真由美
■業務内容 海外ビジネス/マーケティングコンサルティング/不動産仲介
熊本未来股份有限公司
董事長 薮内 真由美 インタビュー
・会社設立の経緯を教えてください。
薮内 : アネシスグループは、2021年10月14日にTSMCが熊本に進出することが発表されたのを契機に、台湾から多くの方が移住される状況を目の当たりにしました。当初は、台湾のお客様向けの不動産販売を強化するため、「海外マーケティング部門」を設立したことが始まりでした。
しかし、熊本という地が、今後さらに国際色豊かになり、台湾と密接な関係を築いていく中で、地元住民も台湾人も双方が安心して生活できるような環境づくりに貢献したいと強く思うようになりました。
同時に、地元の多くの企業様から「台湾とのビジネスに関心はあるが、何から始めればいいのか分からない」「情報が少なく不安だ」という声を伺いました。そこで、海外マーケティングで培ったノウハウを活かし、「熊本と台湾を繋ぐ」ことを事業の柱に据え、両地域の交流を促進することで、地元企業の皆様にも貢献できるのではないかと考えました。
しかし、台湾での不動産営業には法律的な制約があり、広告活動などを含め、現地での宅地建物取引業の資格が必要となることが分かりました。そこで、台湾現地への出資という形で事業展開を進めることとし、会社設立に至りました。
・どんなサービスですか?
薮内 : 弊社のサービスは、主に2つの柱で構成されています。
1つ目は、台湾のお客様に向けた『日本の不動産販売プラットフォーム』の提供です。熊本の不動産は台湾からの注目度が非常に高く、アネシスグループが保有する豊富な宅地情報を、このプラットフォームを通じて効果的に発信します。また、後述するサービスで提携企業様からお預かりした物件も掲載し、幅広い選択肢を提供します。
2つ目は、アパートや収益物件など、多様な不動産開発を手掛ける企業様の物件を預かり、台湾のお客様へご紹介するサービスです。日本の住宅会社様の中には、多角的に事業を展開し、海外のお客様との契約実績をお持ちの企業様もいらっしゃいますが、多くの場合、『たまたま売れた』という状況で、専門的な販売・マーケティングノウハウがないという課題を抱えていらっしゃいます。弊社は、そのような企業様の物件をお預かりし、豊富なノウハウを活かしてご紹介・販売を代行することで、企業様の課題解決に貢献します。同時に、台湾のお客様にとっては、より多くの物件から選択できるというメリットを提供します。
・今後の展望を教えてください。
薮内 : 私たちの展望は、熊本と台湾の『文化的背景』と『土地』、双方の特性を尊重し、強固な信頼関係で結ぶ架け橋となる企業を目指すことです。アネシスグループとしても初の海外進出となりますが、日本の中小企業が海外と安定した繋がりを築く事例はまだ多くありません。だからこそ、この機会を最大限に活かし、両地域の発展に貢献するとともに、企業としての成長を確固たるものにしたいと考えています。